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株式会社 シンスター・ジャパン
         
        Technology
 JSTに支援された私達の研究開発チームは、写真用に開発されたある種の感光色素がこれらの疾患の原因となる寄生原虫を殺傷できることを発見し、これを端緒に分子設計と合成を繰り返すことにより非常に有望な化合物を見つけることが出来ました。     

 

 
 マラリアの特効薬として多用されてきたクロロキン耐性を持つマラリア原虫に対して、メフロキン、プリマキン等のクロロキン類似化合物や、アルテミシニン等のパーオキシ環状化合物が有効であり、特にキク科植物から単離されるトリオキサ構造を持つアルテミシニンが治療薬として使われてきました。
しかしながら、アルテミシニンに対しても耐性を示すマラリア原虫がすでに現れており、新規なマラリア治療薬に対して次々に耐性を有するマラリア原虫が出現するという問題があります。
 
  弊社が現在開発中の化合物は、動物実験段階で既存薬に比べて高活性で且つ作用機序が異なる含窒素複素環化合物であり、深刻な問題となっているクロロキン耐性マラリア原虫に対しても著効を有しております。
 
   更に、ツェツェバエによって媒介されるアフリカ睡眠病(毎年30万人程度が死亡)、サシガメによって媒介されるシャーガス病(罹患者1800万人程度)、サシチョーバエによって媒介されるリーシュマニア病(罹患者1200万人程度)なども良好な治療薬がほとんど存在しない深刻な病気です。我々はこれら原虫に対しても、有望な化合物を見いだしております。
 

 これらの誘導体の最適化を進めるとともに、経口投与適性を改善するためにこれら薬剤のナノ分散技術の開発を検討中です。
 また、開発資金の一部を自ら得る目的で、弊社の技術基盤である有機合成技術を駆使し受託合成事業も実施しております。